2014年7月14日月曜日

『桐島、部活やめるってよ』 今更笑ネタバレ解説

桐島の不在にかき回される”日常”。




[作品情報]

タイトル:桐島、部活やめるってよ


監督:吉田大八
脚本:喜安浩平
主題歌:高橋優 「陽はまた昇る」
原作:浅井リョウ 『桐島、部活やめるってよ』


出演:神木隆之介、橋本愛、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大、前野朋哉、高橋周平、鈴木伸之、榎本功、藤井武美、岩井秀人、奥村知史、太賀、大後寿々花


公開:2012/08/11


ストーリー
とある高校の映画部に所属する前田(神木隆之介)はクラスの中では地味で目立たない存在であったが、映画に対する情熱は人一倍強い、いわゆる”オタク”系な男子だった。金曜日、そんな彼や、彼の同級生たちはいつもと変わらない日常の中にいたが、男子バレーボール部のキャプテンだった桐島が、突然部活を辞め学校にも来なくなったことをきっかけに、同級生たちの間に変化が起きていく。





[予告編]

2014年5月30日金曜日

【あの爆笑コンビが帰ってくる】チャニング・テイタム×ジョナ・ヒル 『22ジャンプストリート』

今度こそ日本で公開されますように……笑



最近映画レビューと解説を書かず、まだ公開されてない映画をオススメする記事ばかり書いてしまっているような気がしますが……。

またまた予告編紹介の記事です笑

いや、映画はちょこちょこと観てるんですよ。

ただ考察する時間がなくって笑笑

どうしても簡単な記事を書きたくなってしまうんですw

なにせ忙しくって……。



ということで、今日は『22ジャンプストリート』を紹介します!

2014年5月2日金曜日

【ネタバレ注意】『godzilla』 新怪獣”MUTO”の情報も!

新映像続々解禁!!そしてゴジラは神になる。





(これまでに書いた関連記事が2本あります→
http://takecinema8619.blogspot.jp/2013/12/godzilla.html
http://takecinema8619.blogspot.jp/2014/02/godzilla.html
併せてお読みください!! )



アメリカでの公開が2週間ちょっとに迫り、公式動画などが続々公開されています!!





こちらは公開されたアジア向けトレイラーですが、このトレイラーには新たな情報がたくさん映っています。

まずは、海外サイトなどではこの話題で持ちきりですが、新怪獣MUTOの存在であります。

よーく目を凝らしていただきたい。

ゴジラとは異なるシルエットが、動画の中に出てきてませんか??

例えばこちら。ドン!

2014年4月30日水曜日

【ついに実現!?】 マーベルヒーロー全員集合映画!!? アメコミ業界事情

アメリカのマンガ事情をちょこっと解説



と、タイトルでものすごい煽ってみたものの、このポスター


偽物です(笑)


マーベルコミックファンの方は興奮したことかと思いますが、このような企画はありません笑

というか、実は企画しようにも企画できないんですねえ

企画できないとはどういうことなのか。説明する前に、まずはアメリカのコミック事情から見ていきましょう。

2014年3月31日月曜日

『エージェント・ライアン』 感想

ケネス・ブラナー監督で「ジャック・ライアン」シリーズが蘇る!



[作品情報]

タイトル:エージェント・ライアン (原題:Jack Ryan: Shadow Recruit)


監督:ケネス・ブラナー
脚本:アダム・コーザット、デヴィッド・コープ
原作:トム・クランシー
日本語字幕監修:池上彰


出演:クリス・パイン、ケネス・ブラナー、ケビン・コスナー、キーラ・ナイトレイ、コルム・フィオール、デヴィッド・ペイマー


公開:2014/02/15


ストーリー
任務中の怪我により米軍を除隊したジャック・ライアン(クリス・パイン)は、CIAに勤めるトーマス・ハーパー(ケビン・コスナー)からスカウトされ、ウォール街の投資銀行で経済アナリストとして働きながらCIAの分析官としてデータを収集し、テロを未然に防ぐ任務についていた。そんな中、ライアンはロシアのチェレビングループという大企業が持つ巨大な外賃口座にアクセスできないことに気が付く。CIAの分析官としてこのことを仲間に報告すると、ライアンはハーパーからロシアに行きチェレビングループを監査してしてくるよう命じられる。この事件の背後にはヴィクトル・チェレビン(ケネス・ブラナー)の「アメリカへの復讐」という壮大な計画が隠されていた。

2014年3月26日水曜日

【ああ、悪でいることは素晴らしい】 ジャガーCM 悪役編

三人の悪役英国俳優が集結!!なんて豪華なんだ




少し前の話になりますが、2か月ほど前にアメリカでスーパーボウル(アメリカンフットボールプロリーグの優勝決定戦)が開催されていた際にあるジャガーのCMが流れたのですが、このCMが非常にカッコよかったので紹介します。

以下はそのCMのディレクターズカット版で、スーパーボウル内で流れたものよりも長いものです。

2014年3月18日火曜日

『パズル&ドラゴンズ』バットマンコラボ キャラクター等解説!

現在、ソーシャルパズルゲームとして有名な『パズル&ドラゴンズ』にて、「バットマンコラボ」なるイベントが開催されているそうです。



僕自身はパズドラをやってないのですが、僕はバットマンのマンガを集めるほどのバットマン好きであり、また僕の友達にはパズドラをやっている人も多いので、今回はこの「バットマンコラボ」に登場するキャラクター等について解説したいと思います。

先にことわっておきますが、今回の記事は「パズドラのバットマンコラボイベントに登場するキャラクターを原作のマンガや映画等ではどのようなキャラなのか」解説するものであり、「パズドラのゲーム内でどのキャラクターがどんなスキル(?)を持っているのか……」などを説明するものではありませんのでご注意ください。

2014年3月7日金曜日

【童貞農業高校生の青春】 映画『銀の匙 Silver Spoon』ネタバレ感想

童貞農業高校生が描き出す農業・命・人生

 


[作品情報]

タイトル:銀の匙 Silver Spoon


監督:吉田恵輔
脚本:吉田恵輔・高田亮
音楽:羽毛田丈史
主題歌:ゆず「ひだまり」
原作:荒川弘 『銀の匙 Silver Spoon』


出演:中島健人、広瀬アリス、市川知宏、黒木華、吹石一恵、上島竜平、哀川翔、竹内力、中村獅童、石橋蓮司


公開:2014/03/07


ストーリー
進学校に通いながらも受験に失敗し、寮があるからという理由だけで大蝦夷農業高校(通称:エゾノー)に入学した八軒勇吾にはこれといった夢もなく、農家の跡取りになるべく奮闘する友人たちにあまり馴染めずにいた。彼が入学した酪農科学科では朝5時から家畜たちの世話をしなくてはならず、大自然の高校に戸惑う日々。それだけではなく、家畜に対する考え方や友人である御影や駒場が抱える悩みなど、八軒は様々な困難に直面することになる。






[予告編]







家畜とはどうあるべきなのか。命とは何か。

特に観ようとは思ってなかったのですが、友達に誘われて公開初日に観てきてしまいました笑

僕は原作もあまり読んではおらず、登場人物をウィキペディアでちょっと予習するぐらいで劇場に向かったのですが、結構楽しめたなと思います。

正直役者に関しては、主人公をSexy Zoneの中島健人クンが演じているということしか知らなかったのですが、観てみるとあまりの豪華なメンバーに驚きました。(ジャニーズ主演だし、いろんなところから引っ張ってこれるんだろうなー)

特にヒロインの御影の家族は祖父に石橋蓮司、父に竹内力、叔父に哀川翔といういったいどこのヤクザだよ!!みたいなメンバーで非常にシュールな感じでした。

石橋蓮司が出てきてからは「石橋蓮司はどこでやられるんだろう」ということしか考えられなかったのですが笑、結局最後まで無傷なままで…残念。(当たり前です)

さて、ストーリーの話に移っていこうと思います。

2014年3月4日火曜日

第86回 アカデミー賞発表!!

and the oscar gose to ......






さて、一年間で最も優れた映画が決まるアカデミー賞授賞式が、日本時間の今日(3日)午前7時ごろから開催されました。

大混戦の作品賞は一体どの映画に……??!

授賞結果はこちらです!!

2014年2月26日水曜日

『godzilla』  新予告ムービーが公開!!注目の顔もチラリ!?

さてさて、第一弾の予告編が公開された当初から、このブログではハリウッド版ゴジラを紹介してきましたが、日本時間の今日(26日)午前3時頃、新たな予告編が公開されました!!

下は公開されたポスター。ゴジラの後ろ姿が映っていますが、で、でけえ。




では早速予告編をご覧いただきましょう。こちら!

2014年1月22日水曜日

【SPECについて考えるのに必要かもしれないこと】 SPEC考察 追記

SPEC公式twitterが語ること


さて、前回は映画ってのは考えながら観るもんだ!って話をしましたが、今回はSPECについて考える助けになりそうな情報について書いておきたいと思います。

何でこんなことをするかっていうと、僕の記事でアクセス数が多いのはSPECの記事だからですw

洋画中心のブログなんだけどなあ……笑

前回の記事で「考えろ!」って言ったので、SPECファンが作品について考えるときの助けになればいいのかなっていうのもあります。

ていうのも、僕が書いたSPECの考察もいろんなことを考えましたが最後は観た人次第!みたいなまとめ方をしたんですよ。

なので、僕の記事を読んでくれた方も、ハッキリした全貌がつかめていないと思うんです。

SPECってのはそういう映画なので考えにくいですが、逆に言うとそういう映画なので考えると楽しい映画でもあります。

そこで、今回はSPECの公式twitterアカウントでおそらく植田Pが書いたと思われる文章を提示しようと思います。

【今日は珍しく映画コラム】 なぜ映画を観るのか。どうやって観たらいいのか。

僕のこれまで書いた記事の中で、今のところ一番アクセス数が多いのがSPECシリーズの記事です。

洋画記事がほとんどの僕のブログで、邦画のSPECの記事が一番読まれているというのは面白いことですが…笑

といっても、SPECについての記事は僕の中で最も「映画解説文」として名乗るにふさわしい記事だと思っているので、当然といっちゃ当然なんですけどねw

というのも、僕は映画を見る際、考えて映画を観るべきだと思うんですよ。

それこそが映画の醍醐味です。

なんでみんな映画を観るのかっていうと、それは映画を観ることで日頃のストレスだったり、悩みだったりモヤモヤだったりが解消されるからなんですよ。それらが解消される快楽っていうのを求めて、人は映画を観ていると思うんです。

じゃあどうやってその快楽を得るかっていうと、それは登場人物に感情移入することによってだと思います。大体どんな映画の中でも、特に主人公は何かの障害にぶつかりますよね。でも過去の経験だったり、周りの人の助言だったりに助けられて、その障害を乗り越えていくわけですよ。

障害を乗り越えていく登場人物に感情移入をして、登場人物と同じように障害を乗り越えたような爽快さを得る。いわば疑似体験ですよね。そうやって快感を得ていると思います。

ということは、そういう映画を作るには、製作者側の思いだったり、日頃抱えている悩みを作品に込める必要がでてくるわけですよ。しかもその悩みは直接描く必要なんてなくて、何かに置き換えてもいいんですね。

どういう方法にせよ、監督だったり制作者だったりが抱える悩み・問題を映画で(何かに置き換えてでも)登場人物に直面させる。それを乗り越えさせる。

そしてそれを我々観客が疑似体験する。

こういう映画が面白い映画だと思うんですよ。

2014年1月21日火曜日

第86回アカデミー賞 ノミネート発表!!

『ゼロ・グラビティ』『アメリカン・ハッスル』が最多10部門ノミネート!




2014年1月16日にカリフォルニア州ビバリーヒルズサミュエル・ゴールドウィン・シアターにて、第86回アカデミー賞ノミネート作品がアカデミー会長のシェリル・ブーン・アイザックスと俳優のクリス・ヘムズワースによって発表されました。

なんと『ゼロ・グラビティ』と『アメリカン・ハッスル』の2作品が最多となる10部門にノミネート!

『それでも夜が明ける』が9部門にノミネートされ、2作の後を追う形になっています。

最多ノミネートの『ゼロ・グラビティ』と『アメリカン・ハッスル』の一騎打ちかと思いきや、先日発表されたアカデミー賞の前哨戦ともいわれるゴールデン・グローブ賞では作品賞(ドラマ部門)を『それでも夜が明ける』が受賞しており、どの映画が作品賞を受賞するのか分からなくなってきています。

(因みにゴールデン・グローブ賞 作品賞(ミュージカル/コメディ部門)では『アメリカン・ハッスル』が受賞しています)

また日本作品では宮崎駿監督の『風立ちぬ』が長編アニメーション賞に、短編アニメ映画賞ではオムニバス映画『SHORT PEACE』より、森田修平監督の『九十九』がノミネートされていて、そちらも要チェックです。

アカデミー賞授賞式は毎年2月の最終日曜日(現地時間)に行われることになっているのですが、今年はソチオリンピックが放送されることに配慮し、例年より遅い3月2日(現地時間)に行われる予定です。

因みに今年の司会者には『ファインディング・ニモ』のドリー役で有名なエレン・デジェネレス(上に貼った第86回アカデミー賞ポスターの女性です)が決定しています。

余談ですが実は『ファインディング・ニモ』の続編も『ファインディング・ドリー』として公開されることが決まっており、その続編ではドリーが行方不明になってしまうというストーリーのようです。

ニモをはじめ、マーリンやタンク・ギャングなどの主要キャラも総出演する予定で、ドリーの人生に大きな影響を与える新キャラクターも登場するということです。

そんな『ファインディング・ドリー』は2016年夏に公開予定。今から楽しみです。



話がそれてしまいましたが……


第86回アカデミー賞ノミネート一覧はこちら!

第71回ゴールデングローブ賞決定!!

第71回ゴールデングローブ賞授賞式が2014年1月12日にカリフォルニア州ビバリーヒルズのビバリーヒルトン・ホテルで行われました。

結果は以下の通りです。(映画賞のみ記載。★が受賞、それ以外はノミネート)


2014年1月9日木曜日

『ワールド・ウォーZ』 感想レビュー

ブラッド・ピットが本気になって作ったゾンビ映画!



 
 
 
[作品情報]
 
タイトル:ワールド・ウォーZ(原題:WORLD WAR Z)
 
 
監督:マーク・フォースター
脚本:マシュー・マイケル・カーナハン他
制作:ブラッド・ピット他
原作:マックス・ブルックス『WORLD WAR Z』
 
 
出演:ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、ファナ・モコエナ、ジェームズ・バッジ・デール、デヴィッド・モース、ルディ・ボーケン、ダニエラ・ケルテス、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ
 
 
公開:2013/08
 
 
ストーリー
フィラデルフィアに住む元国連職員のジェリー・レインは、妻と娘たちを学校に送るため自動車に乗っていたが、途中で交通渋滞にはまってしまう。いつもとは何かが違う雰囲気に気付きジェリーが車から降りると、たくさんの人々が車を放棄して何かから逃げていた。実は人間を狂暴化させる謎の疫病が世界各地で流行しており、その感染がフィラデルフィアでも始まったのだ。ジェリーたちの家族はゾンビ化が進む街を離れて安全な場所を探し始めるが、国務事務次長からジェリーに連絡が入り、現場への復帰を要請される。次長から派遣されてきたヘリコプターに乗り米海軍の艦へ逃れるジェリー一家だったが、艦は軍によって仕切られており、現場への復帰を拒めば家族を安全な艦の中に留めておけない、となかば脅されたジェリーは疫病の正体を探るため前線へ繰り出すことになる。

2014年1月5日日曜日

【また、映画の歴史が変わった。】 『ゼロ・グラビティ』

2013年最高の映画体験






[作品情報]

タイトル:ゼロ・グラビティ(原題:GRAVITY)


監督:アルフォンソ・キュアロン
脚本:ホナス・キュアロン
制作:デビット・ヘイマン
音楽:スティーブン・プライス


出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー


公開:2013/12/13


ストーリー
医療技師を務めるライアン・ストーン博士は、スペースミッションに初めて参加する。ライアンが指揮を務めるマット・コワルスキーとシャリフと共に、宇宙空間での船外活動を行っていると、ヒューストンの管制から、膨大な量のスペースデブリ(宇宙ゴミ)が高速で接近しているため、船内に避難するよう緊急連絡が来る。ロシアが自国の衛星を破壊したところ、他の衛星も連鎖的に破壊され、宇宙ゴミが拡散してしまったという。スペースシャトルが宇宙ゴミと衝突し、2人は宇宙空間に投げ出されてしまった。空気もなく無重力の宇宙から、二人は生還することができるのだろうか。