【ああ、悪でいることは素晴らしい】 ジャガーＣＭ 悪役編

三人の悪役英国俳優が集結！！なんて豪華なんだ

少し前の話になりますが、２か月ほど前にアメリカでスーパーボウル（アメリカンフットボールプロリーグの優勝決定戦）が開催されていた際にあるジャガーのＣＭが流れたのですが、このＣＭが非常にカッコよかったので紹介します。

以下はそのＣＭのディレクターズカット版で、スーパーボウル内で流れたものよりも長いものです。




登場するのはアメコミ映画で悪役を演じた経験がある英国俳優の三人。

サー・ベン・キングズレー、マーク・ストロング、トム・ヒドルストンという豪華なメンバーのこのＣＭは、英国人の悪役俳優としての魅力について語る内容になっています。

（因みにベン・キングズレーはアイアンマン３で、マーク・ストロングはキック・アス（グリーン・ランタンもかな？）で、トム・ヒドルストンはマイティ・ソーで悪役を演じています）


まずベン・キングズレーが「これまでハリウッド映画での悪役はイギリス人によって演じられてきたことに気付いたかな？」と問いかけます。

これに対してマーク・ストロングとトム・ヒドルストンが「発音がいいからだろうか」「我々は集中するし正確だ」「そして一歩先をいっている」続いて、さらにキングズレーが「こだわりのスタイルがあるし、ディテールにも目を配る」と語ります。

その後トムヒが「権力のためなら命もかける」と叫び「何事にもあきらめずに対処するってことが大事さ」と語りかけ、マーク・ストロングが「そして我々はみんなジャガーに乗っている」と言います。

そして最後にキングズレーが「ああ、悪でいることは素晴らしい」と締めくくるのです。


なんとも素敵なＣＭです。

ジャガーに乗って飛ばしたくなる、そんな素敵なセンスを感じさせますね。

日本にもこういう素敵な、セクシーな、洗練されたＣＭが増えてくれるといいんですが……笑

因みにこのCMの監督は『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』の監督として知られるトム・フーパー。

実は彼も英国人なので、このCMはまさに英国らしいエレガントなCMだといえるでしょう。

ジャガーに乗れるんだったら悪役でもいいかなーなんてね。

「悪でいることは素晴らしい」