2013年12月31日火曜日

【たけしんの映画遍歴(笑)】 僕の映画好きはどこからはじまったのだろう。

今日は、いつもの映画レビューや考察からはちょっと離れて、自分の映画好きがどこから始まったのかということについて考えてみたいと思います(笑)

まず、僕が初めて映画館で観た映画というのは『ハリー・ポッターと賢者の石』だったと思います。

 
 
 
2001年公開。監督はクリス・コロンバス。主演にダニエル・ラドクリフ。他にルパート・グリント、エマ・ワトソン、リチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマン、ルビー・コルトレーン

公開当時のハリー・ポッターの知名度はまだあまりなかったはずなのですが、両親がたまたま原作を読んでおり、二人に連れられて映画館に観に行きました。

このころ僕は幼稚園児で、正直に言うと映画館での記憶というのはあまりありません(笑)

ですが、DVDが発売されるとそれはすぐにうちにもやってき、僕はセリフを覚えてしまうほど何度も観ていました。

セリフを覚えるだけでは飽き足らず、登場人物の名前や呪文を片っ端から頭に入れ、それも終わってしまうと今度は役者の名前を覚えることまでしていましたw

登場人物とその役者の名前をそらで言って見せ、幼稚園の先生を驚かせた記憶までありますw

その後すべての作品を映画館に観に行き、原作を何度も読み直すほどのポッタリアン(ハリー・ポッターおたくのことをこう呼んでいます)になるわけですが、このころからその兆しがあったように思います(笑)


映画館に初めて観に行った作品が『ハリー・ポッターと賢者の石』だとするならば、僕はこの時期(2001年ごろです)に初めて感動の涙を流すことになる作品にも出会っています。

それは『千と千尋の神隠し』です。

 
2001年公開。監督は宮崎駿。声優に柊留美、入野自由、夏木マリ、神木隆之介、菅原文太、大泉洋、我修院達也
 
細かいレビューは『千と千尋の神隠し』のページに任せることにしますが、僕はこの映画の終盤、千がハクに名前を思い出させるシーンで大号泣しました。
 
まだ幼稚園児でしたから、あのシーンがどのような意味を持っていたのかは分かっていなかったと思います。
 
それでも、ただ単純にあの場面が美しかったんです。自分の名前を思い出し、自分自身を取り戻した、それを表すかのように龍になっていたハクの鱗がはがれ、桜のように散っていく。
 
何が起こったのか正確に理解はしていなかったと思うけれど、とても神々しくて美しいと感じた、そして自然と涙が出てきたのです。
 
僕は非常に涙もろく、お涙頂戴のシーンだと分かっていても泣いてしまうような人間なのですが、そんな僕が初めて感動の涙を流した映画ということで、『千と千尋の神隠し』は僕にとって重要な映画だと思っています。
 
 
では、僕が初めて映画という素晴らしい媒体に触れたのはいつでしょうか。
 
詳しく覚えているわけではありませんが、それはハリー・ポッターや千と千尋の神隠しを観るよりも前、幼稚園に入る前だったと思います。
 
というのも、幼稚園に入る前のクリスマスにこう言った覚えがあるからです。
 
「タイタニックが観たい」
 
そう、僕が最初に観た映画はタイタニックだったのです!!
  

 
1997年公開。監督はジェームズ・キャメロン。主演にレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット。他にビリー・ゼイン、フランシス・フィッシャー、キャシー・ベイツ、バーナード・ヒル、ヴィクター・ガーバー
 
何度も言いますが幼稚園入園前ですw
 
ストーリーなど、絶対に理解していたはずがありませんww
 
僕が楽しみにしていたのは主に後半部分で、船がどのように沈んでいくのかを楽しみに(こう書くと不謹慎ではありますが)観ていました。
 
この映画はセットに非常にお金がかけられており(セットだけではありませんが)、実物大のタイタニックの側面を造ったり、甲板を造って傾けたりして撮影された場面がたくさんあります。
 
そんな迫力満点な映像に僕は釘づけでした。
 
映画ではたくさんの破壊のシーンがありますが、タイタニックほど美しさを伴う破壊シーンを、僕はまだ観たことがありません。
 
思うに、この破壊に一種の美しさを見出すという僕の美意識はこのころに形成されたように思います。
 
 
このように、幼少期に観た映画は人生に多大な影響を与えています。
 
ここに挙げた以外にも、『ターミナル』、『ロード・オブ・ザ・リング』、『ポケットモンスター 七世の願い星ジラーチ』などを観た記憶がありますが、そのすべてが、今の僕に影響を与えたといっても過言ではないと思うのです。
 
自分なりの考え方や哲学、美意識というものは幼少期に触れた作品から受けていることが非常に多いです。
 
皆さんも自分のルーツを探すために、小さい頃に観ていた作品を思い出したり、もう一度その作品を観てみたりするとおもしろいかもしれませんよ。
 

 

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